「高断熱」で夏は涼しく、冬は暖かく
断熱性はなぜ重要?
住宅の品質、「高断熱」は光熱費だけでなく日々の快適さ、健康にとっても大事なものです。高断熱の住宅は、一棟が丸ごと魔法瓶のようなもので、冬は中の暖かい空気を閉じ込め、夏は外の暑さを遮ってくれます。寒さ、暑さや、家の中の温度差は私たちの体の負担になります。寒い家でいくら暖房を効かせても、部屋ごとに急激な温度差があればヒートショックを起こし、失神や心筋梗塞、脳梗塞を起こすことも。年齢によらず、30代の若い方でもヒートショックにより亡くなる方もいらっしゃいます。これを防ぐためには住宅の断熱性を高めればいいのです。
「高断熱」を支える「高気密」
「高断熱」の性能を活かすために大切な性能に「気密」というものがあり、家の隙間の程度のことを指します。隙間の多い、つまり「気密」が低い住宅は、せっかく高断熱でも隙間から熱が逃げてしまいます。せっかく熱が逃げにくい建物だとしても、もったいないですよね。「高断熱」の住宅は「高気密」であることが大事です。家の隙間が少なく、熱が逃げないので、高断熱の性能を活かし光熱費も抑えられるというわけです。
高気密・高断熱の住宅が、家族の健康と光熱費の節約に貢献!
高断熱の指標となる「UA値」と、高気密の指標となる「C値」
断熱性は「UA値」という指標で表され、値が小さいほど高断熱となります。ヒロガリエのUA値は2020年の日本の目標値を上回ります。気密性は「C値」という指標で表され1.0以下が好ましいと言われています。ヒロガリエでは全棟気密測定を行い、1.0以下を実現しています。
等級4 4(旧Ⅲ)地域 Q値 :2.4W/㎡・K UA値 :0.75W/㎡・K
等級4 5,6(旧Ⅳ)地域 Q値 :2.0W/㎡・K UA値 :0.87W/㎡・K
ヒロガリエの一例 Q値 :2.0W/㎡・K UA値 :0.55W/㎡・K
構造計算による耐震等級3レベルの建物
耐震等級って?
耐震等級は建物の地震に対する強さを表す指標で、日本では品確法において3段階の等級が定められています。耐震等級1が建物を建てるうえで必ず満たさないといけない基準(建築基準法)ですが、それに比較して耐震等級2は等級1の1.25倍の強さ、耐震等級3は等級1の1.5倍の強さとなります。ヒロガリエでは全棟耐震等級3の強さの建物を実現します。
構造計算って?
建物の耐震性能を確かめるために建物の構造計算を行います。「仕様規定」「性能表示計算」と「許容応力度(構造計算)」がありますが、「許容応力度(構造計算)」を行うことで家の形状や大きさに応じてバランスの取れた変形、ねじれのない建物を実現することができます。ヒロガリエでは建物が安全なより状態を保てるように、「許容応力度等計算」という方法で詳細な構造計算を行っています。
詳細な構造計算で耐震性最高レベルを実現した、安心・安全な家!
耐震等級による建物の強さって?
建築基準法の耐震等級1の建物は、およそ震度5強の地震では、損傷はしないと言われています。また、およそ震度6強~7の地震だと、倒壊・崩壊しません。損傷はするので、引き続き使えない可能性はあります。あくまでも人命確保、逃げられる強度になります。震度6クラスが2回連続で起きた場合は、耐震等級3の強度が必要と言われています。